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    <title>ギャン理論の日本の第一人者 青柳孝直のブログ</title>
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    <updated>2012-02-05T02:37:52Z</updated>
    
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    <title>「31年振りの貿易赤字」を検証する</title>
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    <published>2012-02-05T01:48:52Z</published>
    <updated>2012-02-05T02:37:52Z</updated>
    
    <summary>1月25日、財務省が発表した貿易統計（通関ベース）によると、 輸出額から輸入額を...</summary>
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        1月25日、財務省が発表した貿易統計（通関ベース）によると、
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆4927兆円の赤字となった。
第二次石油危機による原油価格高騰で輸入額がかさんだ1980年以来31年振り。

日本の貿易収支が赤字となった背景には、東日本大震災という突発的な要因に加え、
円高定着による産業の空洞化などの構造問題も潜んでいる。
海外経済やエネルギー価格の動き次第では2012年以降も貿易赤字が定着すると共に、
海外からの配当収入なども含めた経常収支が赤字になる可能性も現実味を帯びてくる。

日本の場合、海外からの配当金などからなる所得収支の黒字が年10兆円超あり、
即座に経常収支が赤字になるわけではない。
ただ貿易赤字の膨張が続けば、話が違ってくる。
日本の原発が全て停止した場合、貿易赤字が膨らんで所得収支を上回るようになり、
2017年度には経常赤字に転じるとの試算もある。

ここで考えなければならないのは、
戦後輸出立国の道を歩んできた日本経済の構造変化である。
いわゆる「マーチ化」現象である。
円高が定着した結果、日本市場向けであっても海外生産に切り替えた日産自動車の
小型車「マーチ」のパターンである。

2011年7～9月期の日本企業の海外現地法人の逆輸入額は約2.2兆円。
過去最高だった08年7～9月期に並び、なお増える勢い。
アジア諸国に比べて高い人件費や法人税率に、歴史的な円高や電力料金の値上げが
追い打ちをかける。
競争力低下に直面する輸出製造業は海外生産を選択せざるを得なくなっている。

2005年、政府の経済財政諮問会議がまとめた「日本21世紀ビジョン」では
「2030年度には貿易赤字は赤字に転じる」としている。
しかも医療関連サービス等の内需の拡大による「良い輸入増」を想定した。

しかし現実は円高や空洞化による輸出不振と、電力危機に伴う燃料輸入増により、
予想は的中したものの、時期が大幅に狂ってしまった。
米経済学者キンドルバーガーらが唱える国際収支の発展段階説によると、
貿易赤字だが所得収支の黒字で経常黒字を維持する状態は
「未成熟な債権国」から「成熟した債権国」への移行を意味するとする。
しかし日本の場合、成熟型の収支構造への移行は20年も早まった。
そして一方で、前提となるグローバル化は遅れている。

そしてまた大きな問題が待ち受ける。
国内総生産（GDP）の2倍の政府債務残高を抱えながら、日本の国債利回りは
低位安定してきた。
最大の強みは国内投資家による消化割合の高さであった。
もう少し正確に言えば、日本国内の企業ならびに国民が日本の金融機関に
預けた預貯金は、すべからく国債購入に充てられていたということである。

経常赤字国のイタリアやスペインでは、海外投資家の国債保有高は4～5割。
黒字国の日本は1割。
だが経常赤字に転落すれば、国内資金だけでは財政赤字を埋めきれない。
海外投資家に日本の存続を任せなければならない時代が、カウントダウンに入っている。

かくして日本は、「想定外」の道を着々と進んでいる。
日本の常識=想定内の考え方は徐々に通じなくなり始めている。
冷静に現状を判断すべき時期である。



        
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    <title>スポーツ選手の価値と値段</title>
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    <published>2012-01-28T23:07:29Z</published>
    <updated>2012-01-28T23:21:27Z</updated>
    
    <summary>最近の日本のスポーツ界では、 ダルビッシュ・有の巨額トレードが大きな話題になって...</summary>
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        <name>青柳</name>
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        最近の日本のスポーツ界では、
ダルビッシュ・有の巨額トレードが大きな話題になっている。
確かに1人の人間の才能に対して、総額85億のカネが動く世界は異常ではある。
たかが野球、されど野球。しかし事実は事実である。

一方で、一般的には目立たない、日本ではマイナーと言われる分野での動きも
目立っている。
まず卓球。
日本では「温泉旅館での卓球」が定着しているが、卓球のTV中継を見られる方も
少ないとは思う。だが、入っていけばそれなりに面白い。

1月22日の全日本卓球選手権。鮮烈な新チャンピオンの誕生だった。
5連覇中であった本命中の大本命・明治大学・水谷隼（じゅん）を、
高校三年生の吉村真晴（よしむら まはる）がフルセットの末破って、
チャンピオンの座についた。

3-3で迎えた最終ゲーム、7-10から5ポント連取の勝利は圧巻だった。
高校生がそこまでやるか？って世界が始まっている。
草食系と一括りにされる日本の若者も捨てたものじゃないな、と思わせた瞬間だった。

そして全豪オープンでの錦織圭（にしこり けい）の8強入り。
男子テニスなど世界に通用するとははなから思っていないので、期待もしないし、
またされてもいなかった。
テニスと言えば、松岡修造の不必要な元気が目立つ、そんな（不思議な）人間の
俳諧する世界と思っていた。
1月25日の準々決勝も、どうせって感じでライブ放送を見ていた。

結果は3-0のストレート負け。
だが実力の差はほとんどないと思わせるようなジュースの連続だった。
世界ランク4位のアンディ・マレーは191㌢。世界ランク26位の錦織は（公称）178㌢。
その身長差のハンデを感じさせない熱戦だった。
今回の活躍により20位以内が確実視されている錦織は22歳。
25歳までには世界制覇もできるのではないかと思わせる、
ある種のオーラが出ていたように思う。

そしてダルビッシュ・有。
元ヤンキースの55番・松井の衰えが目立ち、今や行き場所さえもなくなり、
イチローの影も薄くなり、レッドソックスに入団した松坂大輔がイマイチで、
日本球界全体のレベルが疑問視されている昨今だが、
入札金を含めて1億1千万㌦（85億円）という金額には、ひたすら驚くしかない。

確かに今の日本の球界で、ダルビッシュを超える投手は見当たらない。
いるとすれば、楽天の田中将大くらいだが、
球速ではなく8種類と言われる多彩な変化球で、メジャーを制覇できるか否か。
金額に見合うだけの活躍ができるか否か。

IT化が顕著に進んでいる昨今、世界中のスポーツが楽しめる時代。
“日本では云々”という時代ではない。
世界の一流の選手が競いあう中で、その中身（コンテンツ）が問題になっている。
結局は「いいものはいい」のである。至って素直なロジックである。

スポーツという本来は純粋であるべき世界に、巨額のカネが乱舞することで
シラケる部分は否めない。
とは言え、ドン詰まり感のある日本の政財界を尻目に、世界に勇躍する日本の若者がいる。
ある種の光明を見出しているのは自分だけではないと思う。



        
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    <title>「欧州危機」の検証</title>
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    <published>2012-01-22T01:27:04Z</published>
    <updated>2012-01-22T01:28:51Z</updated>
    
    <summary>2008年のリーマン・ショック以降、「お金をばらまけば景気が上向く」という、 （...</summary>
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        2008年のリーマン・ショック以降、「お金をばらまけば景気が上向く」という、
（意味を曲解した）ケインズ主義が横行した。
目的はとりあえずお金をばらまくことであり、
長期的な雇用や需要の創出は念頭になかった。

ばらまきが目的だから必然的に財政赤字になる。
しかし景気は思うようには回復せず、財政赤字だけが膨らんで、
当然ながら財政危機に陥る。
そうなると景気はそっちのけで、赤字削減だけに関心が持たれる。

赤字削減には歳出の削減と歳入拡大の二つしか方法がない。
経済が拡大しなければ所得も消費も増えず、税収の必然増も望めず、
歳入拡大のためには増税しかない。
ところが「増税は景気冷やす」と信じられているから、増税はできない。
そのため大幅な支出削減が行われ、雇用を支えていた公共事業や公務員が削減される。

最終的には雇用が減るから生活不安で必然的に消費を減らす。
景気が冷えて歳入が減るから財政は更に悪化する。
かくして堂々巡りの不況の袋小路に入り込んでいく。
最大のポイントはお金をばらまけば景気を支えられると信じたことによる。
欧州のギリシャ、イタリア等は全てこのパターンである。

現在の欧州は、国家の債務危機（ソブリンリスク）と金融危機が絡んで、
更に厄介なものになっている。
まず第一に、先進国から新興国への歴史的なパワーシフトの中で起きている。
最近特に強調される「西洋の没落」が現実味を帯びている。
古代ギリシャ、ローマ帝国という欧州文明の源流が危機の震源になったのも象徴的である。

第二に、肥大化したマネー資本主義が危機を増幅・加速している。
超金融緩和の元で、マネー経済は実体経済を大きく上回って膨らんだ。
世界のヘッジファンドの雄ジョージ・ソロスをして「大量破壊兵器」と呼ばしめた
CDS（クレジット・デフォルト・スワツプ）は、
破綻リスクを避けるという本来の機能を逸脱し、投機商品化した。

第三に、市場と国家との時間差が広がっている。
短期勝負をかける市場に対して、時間をかけて手続きを踏むのが民主主義である。
特にユーロ圏の運営は加盟17ヶ国の民主主義の合意に基づく。
時間差はますます広がる。
そして「ユーロ崩壊」とする自己充足的予言の大合唱が、
危機を実態以上に深刻化させている。

問題解決に向けた道は二つ。
ひとつはギリシャ、イタリア等の問題のある国をユーロ圏から切り離す。
もうひとつは独仏の継続的な援助と労働者の全面受け入れである。

そして英国も大きなカギを握る。
メルケル英首相は「ユーロに加盟していなくてよかった」とほくそ笑む。
また国際通貨基金（IMF）融資にも非協力的である。
今は亡きチャーチルは「欧州合衆国」の演説で、
「欧州という家族を再建するには独仏協調である」
「楽観主義者は困難の中に好機を見出す」
と強調した。

歴史的な危機の中で、欧州の結束が必要な時である。




        
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    <title>「日本は別」という安心感の落とし穴</title>
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    <published>2012-01-15T00:57:38Z</published>
    <updated>2012-01-15T00:59:21Z</updated>
    
    <summary>年始早々、円は対ユーロで100円を割り込んでいる。 対ドルに関しても76†77円...</summary>
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        <name>青柳</name>
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        年始早々、円は対ユーロで100円を割り込んでいる。
対ドルに関しても76～77円の歴史的な円高水準を保ったままである。
巨額の財政赤字を抱える日本の円が選択される状況にリスクはないのか。

財政赤字はほとんどの先進国に共通だが、経常収支との組み合わせで
3つのグループに分けられる。
まず経常収支も赤字で、海外からの資本に頼らざるを得ない国。
ギリシャを筆頭とする欧州の重債務国が典型である。

次に経常赤字だが、基軸通貨国の特権で海外資金が比較的容易に還流する国。
ご存じ20世紀の最終勝利国の米国である。
ユーロ不安から資金還流が増え、ドルの実効レートは昨年夏以降上昇し始めている。
また最上級の格付けを失っても、米国債の利回りは戦後最低水準に低下している。

そして経常収支が黒字である日本やドイツ。
日本の政府債務残高は名目国内総生産比で200％を突破し、ギリシャをも上回る。
それでも長期金利が低水準でいられるのは、この経常黒字のたまものである。

そして経常黒字と表裏一体の関係にある家計と企業の貯蓄のおかげで、
日本国債の95％は国内で消化している。
しかも消費税が20％前後の欧州と違い、5％の日本には増税の余地がある。
「日本は欧州とは別だ」論はこのあたりを根拠にしている。

しかし昨年11月と12月にIMF（国際通貨基金）は立て続けに警告を発している。
まず高齢化に伴う貯蓄の取り崩しで、10年以内に政府債務残高が個人の金融資産を
上回るのは確実の状況であり、東日本大震災と円高の長期化による営業活動の
海外シフト化による、日本国債の暴落の可能性を指摘している。

怖いのは、企業が膨大な余裕資金を持て余す結果、銀行を経由して日本国債の受け皿
になるというこれまでの構図が急速に変化し始めていることであり、
そしてそういう状況に金融関係者が無関心を装っているように見える点である。
2011年10月までに日本を巡る直接投資収支は6兆円の流出超で、前年同期2.2倍。
その間の経常黒字額をも上回った。

「日本は別だ」という考え方は、
ユーロ危機の最中に円が「安全資産」として買われ続けたことで醸成された面もある。
しかしそうした円買いの実態は、いつでも売却できる短期国債であり、
日本株については外国勢による売り越しが続いている。

IMFが指摘した財政赤字縮小の遅れを海外勢が実感するようになれば、
というよりは、短期データ中心のコンピュータが感知してしまえば、
資金は瞬間に日本から離れていく。
コンピュータが全てを行う現在の金融世界には“情け”も“容赦”もない。

結果的に日本は、円高の長期化に乗じて海外シフトを行い、
その一連の作業を終えた時点で超円安の時代を迎える、
つまりはダブルパンチで日本は損害を被るといったシナリオは当然考えておかねば
ならないのである。

世界経済が歪になっている。
2012年は世界的な政権交代の時期でもあり、大波乱の年と考えた方がよさそうである。
特に3月と6月は注意しなければならないようである。


        
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    <title>快晴な日々</title>
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    <published>2012-01-09T03:14:15Z</published>
    <updated>2012-01-09T03:17:24Z</updated>
    
    <summary>新年が明けてから、アッという間10日が経ちました。 2012年もあと355日。 ...</summary>
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        <name>青柳</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        新年が明けてから、アッという間10日が経ちました。
2012年もあと355日。
こんな言い古されたギャグも空しくなるように、時間が経っていきます。

実家から帰ってきたのが6日。
東京は快晴な日々が続いております。
「快晴の」ではなく「快晴な」日々であります。
空はあくまで青く、隅田川の水も群青色に見えます。

西高東低の冬型の気圧配置の日本では、日本海側が雪、太平洋側がカラカラの快晴と
いうパターンが続きます。
この時期の実家方面は、一晩で状況が一変致します。
晴れてたかなと思ったのもつかの間、コンコンと雪が降り積もって、銀世界に相成ります。
銀世界という単語を使うと、まさにエレガントな風景を連想されるようですが、
空は灰色で、薄暗く、あたりがシンと静まりかえり、何か押さえつけられるような
陰鬱な世界が広がっていきます。

こんな時、決まって思い出すのがスイス・ジュネーブの世界。
今から20年くらい前、スイスのジュネーブに1週間滞在しました。
ご存じのようにレマン湖に面した観光地。
表面上は金融のセンターということになっており、その意味での（建前上の）出張を
兼ねることにはなりますが、本音を言えば、風光明媚な観光地で一息つく、って塩梅
になります。

何はなくとも晴れた空と、それをしなくてどうすんだ、
とばかりの（レマン湖に沿った）ランニングコースが整備され、
早寝・早起き、早朝のランニングを澄ましてから戸外での朝食が最高のご馳走という土地柄。

そして夕方も、他にやることもないので、再度走って、冷たいビールから始まる“飲み”の
世界を堪能するという、至って健康的な雰囲気であります。
今はどうか知りませんが、食い物は正直美味しくありません。
何かカッコばっかの油ばっかの料理のオンパレードで、味噌・醤油そして大根おろしの
ような日本的な料理は、まず期待できません。

でもなぜレマン湖を思い出すかというと、その絶対的な太陽の輝きが、
そして周辺の澄んだ空気が最高だったからに他なりません。

また気が向けば、乗客が自分ひとりになる可能性大の高原列車に乗り、
ローザンヌまでの小一時間の小旅行も堪能できるのであります。
当時のローザンヌの駅前には、たった1軒、小さな日本料理店があり、
日本語で「美味しい昼ごはんできてます」という短冊が掲げられ、
ヒラヒラとはためいていたことが忘れられません。
滞在した1週間のうち3日はその日本料理屋でランチしたことも強烈に覚えています。
東京で言えば、昼飯を食うのに箱根までいった、ってことになるでしょうか…

で、何を言いたいんだ？とおっしゃるのであれば、多少は寒くても、太陽が輝く場所は
いいという、たったそれだけのことであります。
自分の住まいする佃地区からは東京スカイツリーの雄姿も堪能でき、
大都会・東京での生活は決して楽しいことばかりではありませんが、
やはりこうした冬を過ごせる場所を離れたくないと思うのであります。

こんな夢みたいなことばかり言ってられません。
ユーロを中心に、金融市場が大荒れになっています。
また現実の世界に戻らなければなりません。
それでは、ってことで…




        
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    <title>謹賀新年</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://aoyagi-office.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=510" title="謹賀新年" />
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    <published>2012-01-02T23:21:14Z</published>
    <updated>2012-01-02T23:38:27Z</updated>
    
    <summary>本ブログにアクセス戴いている皆様、明けましておめでとうございます。 本年もよろし...</summary>
    <author>
        <name>青柳</name>
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    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        本ブログにアクセス戴いている皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
 
いつものお正月とは思いますが、如何お過ごしですか？
年末年始には携帯メールがつながり難かったようですが、皆様は如何だったでしょうか？
 
こちらも、実家での相変わらずのお正月を過ごしております。
元旦＆2日は実弟と、飲んで、食って、寝て、少し仕事をして、という、
何等の変化もない、淡々としたお正月をしております。
 
オトコ同士の、特に兄弟の“飲み”は長くは続かない。
夕方の早い時間からそろそろヤルかと飲み始めて、少々酔って、雑煮を食べて、
もう寝るわ、じゃあな、バタンキュ～という、至ってシンプルなパターン…
そして12時頃からムクムク起き出して、メールチェック等のそれぞれの仕事をするという、
母親に言わせると、何とも素っけないパターンではあります。
 
周囲の風景も相変わらずです。
人が住んでいるのかいないのか、言うところの、シーンと静まり返ったパターン。
これでTVの音を消そうものなら、全くの静寂の世界が広がります。
だからとりあえずはTVはつけっ放しにしております。
 
窓の外からは富山湾や能登半島が見えてりおりますが、冬独特の白波も立って、
いかにも寒そうな風景が広がっております。
森昌子の“越冬つばめ”の風情です。
シュルリー、シュリ・シュララ～の、あの切ないメロディが浮かんできます。
薄ら寒くて、ドヨ～ンと薄暗い、北陸独特の冬の風景ではあります。
 
ところで、今年の新春は、為替市場の動向を注目せざるを得ないようです。
ご存じのように、昨年末にはユーロが100円を割り込んでおりますが、
消去法とは言え、何でこんなに円が買い込まれるのか...
 
多分、PCに頼り切る最近の金融界で、短期勝負専門のアルゴリズムが円買いを
主導しているものと思われますが、日本の昨今の政財界の動きを見れば、
現状の円を買うことが如何にリスクがあるかを認識せざるを得ないはず。
“想定外”の大ドンデン返しの可能性は考えておかねばならないようです。
 
とは言え、実家方面におりますと、そんな大きな動きも、それってどこの話って
ことになります。
確かにそうですね、これだけ淡々とした時間が流れていれば、世界の為替の動き
なんてどうでもいいや、ってことになりますね…
 
ここまで書いて、気がつけば午前7時。
白々と夜が明けてきました。正月3日目の朝です。
東京箱根間往復大学駅伝競走、通称箱根駅伝の復路の中継も始まりました。
東洋大学の総合優勝は間違いないとは思いますが、
“W”マークも第二位を死守しておりますので、楽しみに応援したいと思います。
 
それでは皆様、引き続き楽しいお正月を過ごして下さい。
 
 
 

        
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    <title>東京・佃、クリスマスの風景</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://aoyagi-office.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=509" title="東京・佃、クリスマスの風景" />
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    <published>2011-12-24T20:11:50Z</published>
    <updated>2011-12-24T20:13:29Z</updated>
    
    <summary>本ブログにアクセスを戴いている皆様、メリークリスマス！！ クリスマス休暇3連ちゃ...</summary>
    <author>
        <name>青柳孝直</name>
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        本ブログにアクセスを戴いている皆様、メリークリスマス！！
クリスマス休暇3連ちゃん、いかがお過ごしですか？

こちらは変わらず、酒浸りの毎日であります。
何やかやかと物入りで、クリスマスは“苦しみます”の日々であります。
天皇誕生日を交えた3連休にした結果、世の中が変にエキサイトしていると感じて
いるのは私だけでしょうか…

自分の住まいする東京・佃は、現在は近代的な高層マンションが乱立する町とは
なっていますが、昔からの下町。
そんな海外のお祭りに与（くみ）するかよ、といった“空威張り”をする町であります。
従って、銀座界隈がクリスマスモード一色になっても、敢えて何もせず、平静を装うと
いった“空威張りの江戸下町情緒”が漂っております。

そうした雰囲気の中で、自分の住まいから20秒、要は隣にある小さなワンコインバーが
突然閉店しました。

今から約半年前、豆腐屋の倉庫を使っていつの間か開店し、変な若いあんちゃん二人が
呼び込みをやってる…
薄暗い中に、変に煌びやかなネオン装飾をしていることもあって
“何だこれ！？”“あっやしいな”“ぼったくりか？”と思いつつ、
最初は通り過ぎるようにしておりました。

しかしある日、酔いに任せて、エエイッツままよとばかり入ってしまいました。
ボクシングの亀田興毅に似た坊主頭のにいちゃんと、
青森弁丸出しの素朴な感じのする20歳前の坊やがやるそのバーは、
全てが500円、つまりは1杯飲んでも500円、つまみを食べても500円。
つまるところのワンコインバーでありました。

そして流す音楽が、全て60年代から70年代のＪ－ポップ。
出てくる楽曲はぜ～んぶ歌える…
何でこんな曲ばかり流すんだよ、と聞いたら、オーナーの趣味だという…
ふ～ん、そうなんだ、でもあんたら、こんな曲ほんとに知ってんのかよ…

そのうち、美味しい豆腐とドライフルーツのつまみが好きで、週2～3回通うようになり、
バーの名前が“ペルシャ猫”という名前であることも分かってきました。
ペルシャ猫？ざけんなよ！“のら猫”にすればよかったんじゃないのか、
などと笑っておりました。

最寄りの営団地下鉄・月島駅を行き来するにはどうしてもその店の前を通らなければ
ならず、気がつけば、店の前を通る度に青森クンが顔を出し、
“寄ってかないんですか？”と聞かれる毎日なってしまっておりました。

最後に行ったのは12月の初旬だったろうか。
店が超満員になってる。
“おいッ、どうしたんだよ？”と笑って聞いたら、“貸切です、ごめんなさい”と
亀田興毅似のあんちゃんが答える。
ふ～んそうなんだ、この店も有名になったもんだ…

そしてクリスマスソングが流れる頃になって、店が閉めたままになってる…
あいつら、風邪でも引いて寝込んでるんかな…
そして今回のクリスマス3連休。
店の前に小さな黒板に
「佃の皆様、お世話になりました。また必ず戻ってきます。Ｉ’LL　be back someday.」

なんだよあいつら、へんなカッコつけやがって…

時期を同じくして、10年超馴染んだ、歩いて10秒の、つまりは隣のコンビニも閉店して
しまった…
パジャマでタバコ買いに行けないじゃないかよ…

かくして東京・佃は、何事もなかったように、また正月を迎えます。



        
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    <title>「ドル建て日本国債発行」の可能性を検証する</title>
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    <published>2011-12-24T06:18:48Z</published>
    <updated>2011-12-24T06:20:52Z</updated>
    
    <summary>日本国債は日本の個人資産で賄えているから大丈夫だと言われてきた。 ではその個人資...</summary>
    <author>
        <name>青柳孝直</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        日本国債は日本の個人資産で賄えているから大丈夫だと言われてきた。
ではその個人資産とは何か。
それは日本国民の、日本の銀行に対する預貯金である。
日本の銀行（郵貯を含む）は、大口の貸出先もないまま、半ば強制的に日本国債を
買わされてきた。

現在、発表されている（通常引用されている）日本の個人資産は1,400兆円。
しかしその1,400兆円は住宅ローン絡みの資金も多く、東日本大震災や、
日本の空洞化経済による住宅ローン不良債権化の波が押し寄せている。

要は日本の個人資産1,400兆円は、（あくまで推定だが）20％減の1,200兆円程度に
まで減額してしまっているのではないか。
そして毎年50兆円の恒常的な赤字国債の発行、また今回の東日本大震災の復興資金と
して総額100兆円程度の資金が必要と考えれば、日本がこれまでに積み上げてきた
借金1000兆円を含めて、日本の財政はほぼイーブンに近くなってしまっているのでは
ないかとも考えられる。

あの慎重居士の野田首相が増税路線一直線なのは、
日本の財政事情が必要以上に逼迫しているのではないか、と考えても不思議ではない。
結論的には、日本は、財政赤字を海外に頼らざるを得ない状況に近づいているのでは
ないのだろうか。

いずれにしても21世紀は、米国ドル、欧州ユーロ、中国元のいずれかの支配下に
入らざるを得ず、究極の三択の世界に入るものと思われ、
その中で最終的な選択を強いられるものと思われる。

日本の財政が逼迫すれば、その資金を充填せざるを得ない。
その矛先はまず、世界第二位の保有高を誇る米国債にも向かう。
ご存じのように、現在の米国には債務返済できる状態にはない。
仮に無理矢理請求すれば、日米安全保障条約は破棄され、日本は丸裸になる。
と当時に、米国債の大暴落となり、世界経済自体が崩壊する。

こうした中で現在、財務省が「ドル建て日本国債」を密かに計画していると噂されている。
日本が「ドル建て日本国債」を発行するには「米国の庇護」が絶対条件である。
この根幹のシナリオの中で考えられる条件は以下のようになると思われる。
「日本の流通通貨は、円を廃止し米ドルとする」
「日本の、米国債返還請求権の放棄」
「日本の隠し資産（いわゆる埋蔵金等のプラス資産や、隠れ借金等のマイナス資産等）を
洗いざらい探り出し、日本の財政事情を明確化する」

最終的には
「日本は米国の（実質上）米国の支配下に入る＝米国の金融方針に沿った国になる
＝属国になる」ことになるが、
第二次大戦以降、営々と築かれてきた官僚制度も必然的に崩壊することにはなる。
最近頓着されているTPP（環太平洋経済連携協定）も、結局は米国を中心にし中国に
対する包囲網、もう少し明確に言えば米国を中心とした軍事同盟と捉えれば納得がいく。

結局、日本がこのまま生き残るためには、「日本国内でドルが使われる世界」を
容認せざるを得ないものと思われる。

ではその時期はいつか。
このままであれば2015年が重大なテーマになるものと思われる。



        
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    <title>世界経済は固定相場を目指す！？</title>
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    <published>2011-12-17T23:45:46Z</published>
    <updated>2011-12-17T23:47:47Z</updated>
    
    <summary>今から40年前の1971年8月、 ニクソン米大統領が突然のタイミングで金とドルの...</summary>
    <author>
        <name>青柳孝直</name>
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        今から40年前の1971年8月、
ニクソン米大統領が突然のタイミングで金とドルの交換を停止した。
1オンス＝35㌦の公定価格で金と結びつくドルに、各国通貨があらかじめ決められた
交換比率（平価）でペッグするという、（米ニューハンプシャー州の保養地の名を冠した）
「ブレトンウッズ体制」が崩れた瞬間だった。

ニクソン大統領の表明以降、従来の交換比率は通用しなくなった。
しかし主要10ヶ国は、長く馴染んだ固定相場の修復を目指した。
各国通貨の平価を決め直す場所に選ばれたのが、
ワシントンの観光名所であったスミソニアン博物館だった。

議長のコナリー米財務長官は日本に対して18％の円の切り上げを求めた。
ところが、水田三喜男蔵相は17％未満に拘った。
「17％は昭和初期に金本位制に復帰した際の切り上げ率で、日本には不吉な数字。
不況になり金本位制を復帰を決めた井上準之助蔵相は暗殺された」
という、論理にならない論法だった。

かくして1971年12月、
実は参加国中で最大の切り上げ幅・16.88％の切り上げ率の1㌦＝308円が決定される。
しかしニクソン大統領が「ブレトンウッズにも匹敵する合意」と自画自賛した
スミソニアン体制は1年もたたないうちになし崩し的に崩壊していった。
そして1973年3月までに主要通貨は変動相場制に移行していくことになる。

そのスミソニアン合意では、「許容する為替相場の変動幅を平価の上下2.25％に広げる」
ことも合意されている。
しかし西独、仏、イタリアなどの欧州6ヶ国は仲間内で、
「互いの通貨の変動幅をその半分にする」ことで合意している。
「トンネルの中のへび」と言われるユーロのルーツである。

1973年の変動相場制に移行して以降、通貨の値段が上下動するようになり、
必然的にリスクヘッジや投機の動機も生まれる。
変動制移行が通貨先物取引の拡大等、世界経済の「金融化」を進めていくことになった。
英・国際経済学者スーザン・ストレンジが強調するがごとく、
変動制移行は「カジノ資本主義」の元凶だったことは否定できない。

地続きの欧州各国が、為替変動や両替の面倒を避けて「究極の固定相場制」である
単一通貨を選択したのは、ある意味で理に適っている。
ただ「固定相場制」「国境を越えた自由な資本移動 」「各国の金融政策の独立」が
同時になり立たないのが現在の世界経済の実態ではある。

ユーロの金融政策はフランクフルトにある欧州中央銀行（ECB）に一本化され、
ギリシャ、スペイン、ポルトガルなどの国々が、独並みの低金利で資金を調達できる
ようになり、バブルや財政規律の緩みが生じる結果となった。

現在の欧州動乱の元凶は、やはり変動相場制移行にあった。
混乱は簡単には収まりそうにない。
ユーロ消滅か、などと、ユーロ資産そのものが消えてなくなるかの如くの表現をされ
始めている。 

しかし近代経済の一連の流れを復習してみれば、近い将来消えゆく通貨は日本の円であり、
ユーロが漫然と死を待つことはあり得ない。
日本の円が消えゆく可能性については後日、論述したいと思っているが、
とりあえずは冷静に対処したい局面である。


        
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    <title>吹き荒れる橋下旋風と、今後の日本の政治</title>
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    <published>2011-12-10T02:55:08Z</published>
    <updated>2011-12-10T02:56:52Z</updated>
    
    <summary>注目されていた11月27日の大阪ダブル選挙。 開票が始まった午後8時、NHKでは...</summary>
    <author>
        <name>青柳孝直</name>
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        注目されていた11月27日の大阪ダブル選挙。
開票が始まった午後8時、NHKでは大河ドラマの開始と同時に“橋下当確”の
速報テロップが流れた。
開票0％で当確？とは思ったが、橋下徹代表率いる「大阪維新の会」は圧勝した。

大阪市庁舎は中之島という場所にあるため、大阪市役所労働組合約500名と、
大阪市従業員労働組合の約7000人の組合員を中心に、
現役およびOBを含めて“中之島一家”と呼ばれてきたそうである。

今回の市長選挙では、橋下氏が（強引に）導入しようとした
「職員基本条例案」と「教育基本条例案」が最大のテーマとなった。
上記2例案は、市の職員や教員を5段階で相対評価し、
2年連続で最低のDランクの場合、処分対象にするというもの。

こうした流れに危機感を持った“中之島一家”が一丸となって平松前市長の支援に回り、
総力戦で挑んだものの、あえなく敗北を喫することになった。
選挙前では橋下氏が市長になれば、数百人単位で職員が辞表を提出すると言われていた
ものの、今のところ誰も辞表を出していない模様である。

今回の市長選挙では60.92％という投票率も注目された。
普段は選挙には無関心の、若者や女性層が投票に行ったのは確かなようである。
そうした“無関心層”が「維新の会に大阪を変えて欲しい」と意志を明確にしたのである。

ファシズムをもじってハシズムと揶揄される橋下氏の政治手法は「数の論理」。
勝てば官軍という姿勢は、確かに民主主義社会の風情ではない。
もし今後、大阪都構想を推進する上で市議会が障害になると思えば、リコールという
強硬手段さえ取りかねない。

地方自治体は「（一種の）大統領制」である。
首長が財政の主導権を握れるからである。
しかしこれまでの首長はナアナアの感覚でやってきたし、
議会との対立の図式などがあって、十分に機能することがなかった。
石原慎太郎東京都知事も、河村たかし名古屋市長も改革に邁進したが、
対立する議会の存在があり、一定の制限を受けてきた。

ところが今回の大阪では、大統領制の力と怖さを知った人間が議会まで牛耳り、
それを最大限に利用しようとしている。
橋下氏は、一連の環境を一気に変えようと試みているのである。
“面白がり”の大阪人が、橋下氏に“一度やらせてみよう”となった。

元々大阪人には自発的なエネルギーがあった。
例えば世界最古のコンクリート建築である大阪城天守閣は
「大阪には大阪城が必要だ」と、市民が再建したもの。
そうした底知れないエネルギーを阻害していたのが府庁や市役所に巣食う役人だった。
橋下氏は、一連の“大阪を斜陽都市にした”大きな壁に挑戦していることにはなる。

「大阪維新の会」に国政が追随しようとする雰囲気が出始めている。
確かにこのままスンナリといくほど問題は簡単ではない。
しかに現在の日本に巣食うドンヨリとした閉塞感を一新するには、
橋下氏のような“（劇薬に近い）蛮勇”が必要なのかもしれない。


        
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    <title>RAILWAYS</title>
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    <published>2011-12-05T01:56:22Z</published>
    <updated>2011-12-05T02:02:15Z</updated>
    
    <summary>約20年振りに映画館に行った。 銀座近くの有楽町マリオン。丸の内ピカデリー。 こ...</summary>
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        <name>青柳孝直</name>
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        約20年振りに映画館に行った。
銀座近くの有楽町マリオン。丸の内ピカデリー。

ここ20年、見たい映画は全てDVDで見ていたし、大概の邦画は1年も経つとTV放映されてた。
今回の映画もどうせ1年も経てばTVでやるだろう…
明るいうちに劇場に行って、暗い中で何で映画を見る必要があるんだ…

ところが今回は、実家方面のSさんから“熱烈”メールが来た。
メールの詳細は省略するとして、内容は「近年にない出来栄え。感動すると思う」云々….
そうですか、そんじゃ行ってみますか、主演は（山口百恵の相方）三浦友和でもある
ことだし…

「RAILWAYS」公開初日の12月3日（土）、劇場へと出かけた。
約八割の入り。でもさすがにロビーは混雑してる。
入った途端、ここは富山か？と思うくらい富山の匂いで溢れてる…,
どこが？と、聞かれても言葉に窮するが、ニュアンスが全て富山である。
標準語を使ってはいても、どこがか富山、雰囲気が富山、 そんな感じである。

30分程度の予告放映の後、いざ上映開始。
しょっぱなから黒部川を渡る地鉄電車の風景が始まる…

地鉄電車、正式には富山地方鉄道。
電鉄富山→宇奈月温泉（本線）、電鉄富山→岩峅寺（上滝線）、寺田→立山（立山線）で
成り立つ地鉄は、完全に富山・呉東地区の生活と密着している。
本線は、高校時代の通学電車だった。
そして岩峅寺には（入り婿だった）亡父の実家がある…
今でも、何かあれば宇奈月温泉で宴会、ってパターンとなる…

富山全体の風景を描くはずの今回の映画も、
（地図上で東京から見て右半分の）富山県・呉東地方の人間しか解らない雰囲気や
地名が連発される。
こんなの他県の方々に見せても、まず解ってもらえないなぁ、って感じの展開である。

ストーリーは、ごくごくありきたりの定年を直前に控えた夫婦の葛藤を描いている。
職場が地方鉄道の運転士だった、ってだけの話である。
この年代になると、当然のように女性が強くなる。
何で今更？ってスタンスで、怖いものなし、って状態になる。
そんな40代後半から50代前半の主婦の姿を、余貴美子が好演している。

でもやはり主演の三浦友和が目立っていた。
伝説1970年代の伝説の歌手・山口百恵の相方としてしか注目されなかった三浦友和が
定年間際の独特の“加齢臭”を醸し出している。
そしていつの間にか“背中で演技”するようになっている。

何度も言ってしまうが、
今回の映画は富山・呉東地区以外の人間に理解しろと言っても、
無理な部分が多かったように思う。
どんなに北アルプスと日本海のコントラストが美しくて、サクラの季節がいかに凄いかを
見せたとしても、あの独特の匂いを嗅ぎ取るのは無理と思う。

但し、今回の映画は富山県・呉東地区を、根っこから紹介するためのCM映画としては
最高の出来栄えと思う。
映画が終わって、劇場を出て、郷土料理を食べに行った。
そんな映画だった。

 

        
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    <title>読売巨人軍の内紛に見る日本の企業統治</title>
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    <published>2011-12-03T03:10:31Z</published>
    <updated>2011-12-03T03:15:44Z</updated>
    
    <summary>1960年†70年代、「巨人、大鵬、卵焼き」というキャッチコピーが流行った。 日...</summary>
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        1960年～70年代、「巨人、大鵬、卵焼き」というキャッチコピーが流行った。
日本国民の誰もが（その三つを）好きという意味だった。
ご多分に漏れず、自分は巨人軍のファンであり、主砲・長嶋茂雄に憧れた。
その背番号3を、例えば風呂屋や学校の下駄箱の番号に競って追及した。

巨人軍は、
（富山県出身の）読売新聞の初代社長・故正力松太郎が創設したプロ球団である。
毎日、朝日新聞が中等・高校野球をバックに購買部数を伸ばしたのと同様の論理で、
読売はプロ野球を推進していった。
読売巨人軍は、プロ野球の盟主として君臨するに至るための、
いわば“（読売の）広告塔”の役割だった。

今回の内紛は、巨人軍コーチ人事を巡り、
清武英利・球団代表兼ゼネラルマネジャー（GM）が、渡辺恒雄球団会長を批判し、
解任された“（単なる読売内部の）ゴタゴタ”である。
清武氏は、解任はコンプライアンス（法令順守）違反を隠蔽するための報復措置で
あるとして、訴訟を提起する構えである。

元々ゼネラルマネジャー（GM）とは、
米大リーグで使われ始めたポジション（人事的地位）である。
その基本的な役目としては、選手・コーチ・監督の人事権ならびに
関連予算の編成・執行権を行使することにある。
GMが一度決めた人事を、オーナーが“鶴の一声”でひっくり返すことはあり得ない。

一方、チームの敗退の責任はGMがとることになる。
今回の騒動の中で、清武氏は自らの責任について一度も語っていない。
清武氏はコンプライアンス（法令順守）違反云々を言う前に、
GM制度の本質を理解していなかったことになる。

ただ清武氏は犠牲者と言えなくもない。
日本の球界は素人に球団の編成やGMを任せている。
親会社から球団に来て実権を握り、マスコミに囲まれる。
そうするうちに自分を野球の玄人と思い込むようになり、
まるで監督かオーナーになったような気になる。

まして読売巨人軍は（往時のような絶対的なものではないにしろ）
依然として人気球団であり、露出度も高く、ごくごく自然に増長してしまう環境にある。
そうならないための（人間として）冷静に対処する努力は並大抵ではない。

今回の騒動が単なる“内ゲバ”かと言えば、それだけの話ではない。
日本のプロ野球の根幹に関わる問題をはらんでいる。
今回の泥仕合で曝け出されたのは、
株式会社読売巨人軍のコーポレート・ガバナンス（企業統治）の未熟さである。

結局、読売グループにとっては、清武氏のGM就任は“人事異動”の一環だった。
だから「GMの権限と責任」も、そして「契約年数」も明確にしていなかった。
一連の取決めがあれば、（少々残酷な言い方だが）
GMの仕事振りが気にいらなければオーナーはクビをきればよかった。
クビを切らないなら任せる。
単純な解決ができたはずである。

日本の伝統的な“鶴の一声”が効く世界も、そろそろ限界のようである。


        
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    <title>丸の内　タニタ食堂</title>
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    <published>2011-11-26T06:13:13Z</published>
    <updated>2011-11-26T06:14:51Z</updated>
    
    <summary>来年1月、「丸の内　タニタ食堂」がオープンする。 洒落れたカタカナ文字のレストラ...</summary>
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        <name>青柳孝直</name>
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        来年1月、「丸の内　タニタ食堂」がオープンする。
洒落れたカタカナ文字のレストランが乱立する国際都市・東京のド真ん中・丸の内で、
あえて純日本的を装う“少々ふざけた”感のするネーミングの食堂（レストラン）の開店が、
なぜ注目されているのだろうか。
ここには今後日本が考えなければならないテーマが含まれている。

株式会社タニタ。設立は1944年1月。
業種は精密機械。株式は非上場。本社所在地は東京都板橋区。
事業内容は計測機器の販売。資本金は5100万円。従業員は連結を含めて1200名。
計測機器をもう少し詳しく言えば、体組成計・体脂肪計や、料理用秤、タイマー、
活動量計、歩数計等の製造販売。

タニタの特記事項としては、日本で初めて家庭用体重計を「ヘルスメーター」と命名、
製造販売を開始した。
また世界で初めて体脂肪計や体組成計を製造販売するなど、常に先進の健康機器を開発、
製造販売している。

そのタニタが1999年、「健康機器メーカーの社員が太っていては示しがつかない」と、
低カロリーメニューを中心にした社員食堂が作られた。
メニューの特色は、定食スタイルで1食あたり500㌔カロリー前後、塩分3㌘前後と
なっている点。

そのうちタニタ社内で「腹いっぱい食べて痩せる」と評判になり、
そのレシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」が、シリーズ累計420万部という爆発的な
ヒットとなった。
出版業界では、くだんのレシピ本は写真を多用することから2万部売れれば御の字、
5万部以上ではヒットと言われるジャンルではある。
420万部という数字はまさに驚異的である。

最近の日本はTPP問題で揺れている。
「市場を開くか、閉ざすか」。「保護か競争か」。
鋭い対立軸が交差する土俵で議論は膠着している。
そして生かすか、殺すかといった極めて歪に単純化された議論の中で、
全体像が見えなくなってしまっている。

その中で、農業問題が最大の争点になっている。
進化から取り残された農業政策の中で、「農業は変わらず、農家は変わらず」が
声高に叫ばれている。
ただはっきり言えるのは、“変わらぬように見えてきた日本の農家”から、
いつしか農業を担う若い世代が消えていき、同時に活気も消えていった、
ということである。

これからは、甘言を弄せず痛みは認め、引き受けて、それに倍する果実を得るための
戦略・方法を練る時期であろう。
日米安全保障条約という足かせがある以上、交渉拒否は不可能である。
ならば早めに参加し、何を目標に、どう対応するかを考える時である。

日本全体に「守る」という言葉で、世界的な変化への対応を封じてきた面があるのは
否めない。
「守り」から「攻め」へ。
日本人の根幹の考え方（常識）を変え、日本人が営々と積み重ねてきた技術で世界に
挑戦する時期である。
その意味で、今回の「丸の内　タニタ食堂」は日本全体に今後の戦略に対する
大きなヒントをくれたような気がする。



        
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    <title>カーネーション</title>
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    <published>2011-11-20T04:34:55Z</published>
    <updated>2011-11-20T06:53:29Z</updated>
    
    <summary>自分は時計代わりにTVをつけっぱなしにしている。 その中で、日本の国営放送NHK...</summary>
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        <name>青柳孝直</name>
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        自分は時計代わりにTVをつけっぱなしにしている。
その中で、日本の国営放送NHKは、まずCMがないし、
ニュース性からいえば他の民放局と比較にならないほど詳細で丁寧である。

従って、NHKを中心に流しておくことになるが、
NHK制作の朝の連ドラは、そのニュースの延長線にある。
その延長線にあることから、朝の連ドラは“元気のあるものがいい”と思ってきた。
朝から、さも架空な、メソメソした、わざとらしいキレイごとを見てしまうと、
その日のやる気を殺がれてしまうからである。

2011年度下半期の連ドラは、元気になる要素が詰まっているように思う。
カーネーションというタイトルを見た時、またメソメソ・シクシク・シリーズかと思った。
ところが最初のシーンから“岸和田のダンジリ”がガンガン来る！！
オトコもオンナも、熱気に溢れてる。
1年に1回のこの祭りをするために生きてんだ！！という圧倒的な活気があった。
これだ！！って思った。この活気が今の日本に必要なのだと…

大阪の最大の繁華街、心斎橋という単語も頻繁に飛び交っている。
何かあれば心斎橋、とっておきが心斎橋、そこで通用すれば日本でも一流、
という（大阪風or関西風の）設定を懐かしく感じていた。

今は亡き祖母が、京都住まいの実姉、通称“稲垣のおばちゃん”を訪ねて行く時、
何度か一緒に行った覚えがある。多分幼稚園の年長の頃と思う。
当然ながら全部とはいかないが、今でも克明に覚えているのだから、間違いなく
強烈なものだったのだろう。
特にその強烈なものの中心に、“心斎橋”という単語がある。
その心斎橋で食べた、多分アイスクリーム（今で言えばパフェだろうか）の記憶
が鮮明に強烈に残っている。
こんな不思議に美味しいものが世の中にあるのだろうかと…

そして京都の“しんなり”に対して、何で大阪はこんなに不必要に元気なのかという
不思議な感覚も、漫然と覚えている。
ここで住むようになったらごちゃごちゃにされる、というある種の恐怖感だった…

連ドラが進行していくうちに、これは岸和田・ダンジリの話ではなく、
コシノ三姉妹を育てた、小篠綾子さんの話ではないかと分かるようになってくる。

（余り関係のないことかもしれないが）小篠綾子さんの略歴は以下の通りである。
1913年（大正2年）大阪府泉南郡岸和田町（現在の岸和田市）生まれ。
大阪府立岸和田高等女学校中退
1934年（昭和4年）コシノ洋装店開業
1934年11月、紳士服テーラーの川崎武一と結婚
1937年（昭和12年）長女ヒロコ（弘子）、1939年（昭和14年）次女ジュンコ（順子）、
1942年（昭和17年）三女ミチコ（美智子）誕生
1945年（昭和20年）夫・川崎武一が中支で戦病死
2006年（平成18年）脳梗塞のため死去。享年92歳。

まぁ、これだけ分かってしまえば、後のストーリは自然に見えてくる。
呉服屋の長女として、一生糸にかかわる仕事に就けるようにと名付けられた綾子さんが、
ミシン一台だけで開業、昼は仕事を探して町中を御用聞きに回り、縫うものは何でも
引き受け、夜を徹して仕事に励み、三姉妹が世界的なデザイナーとして活躍するように
なった後も、岸和田で洋装店を続け、その“がむしゃらな人生”を終える。 

ドラマ上の主人公の糸子を演じる尾野真千子もいいが、その父親役の小林も秀逸。
その他、大阪のある種不必要な、独特のエネルギーを感じさせる役者でシッカリ
固められている。

昭和から平成へ、そして20世紀から21世紀へと時代が変わり、グローバルという
単語が頻発されるようになって、日本全体に元気がなくなっている。
尋常でない、常識では考えられない（大阪風or関西風の不必要に元気な）気持ちや
エネルギーが、今の日本には必要なのかもしれない。

【付記】
先週、自分の行き付けの銀座のクラブに、全く何の前触れもなくフワッツと、
コシノジュンコさんが現れたそうである。
当然のように大騒ぎになったが、「カーネーション、見てくれてる？」と聞かれ、
店長以外は全く何のことか解らなかったそうである。

一般常識を知ろうとする努力をしようや、クラブＨのスタッフの皆さま！！

 
        
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    <title>プロとアマの差</title>
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    <published>2011-11-19T05:22:40Z</published>
    <updated>2011-11-19T05:25:28Z</updated>
    
    <summary>2011年の三井住友VISA太平洋マスターズは、 アマチュアの松山英樹（19歳　...</summary>
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        <name>青柳孝直</name>
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        2011年の三井住友VISA太平洋マスターズは、
アマチュアの松山英樹（19歳　東北福祉大2年）が、通算13アンダーの203で逆転優勝した。

アマのツアー優勝は、
1980年の中四国オープンの倉本昌弘、
2007年のマンシングウェアKSBの石川遼に続く、
史上3人目の快挙である。
  
松山英樹は4歳でゴルフを始め、
08年高校選手権優勝、09年日本ジュニア選手権優勝、
10、11年のアジア・アマチュア選手権で2連覇、
11年のマスターズ・トーナメントは27位でベストアマチュア。
燦然たる戦果ではある。

しかしプロゴルフの世界で、
アマがプロの世界に乗り込んでプロに勝つという状態は、それが世界的にも著名で、
有名なプロが集う三井住友VISA太平洋マスターズとあれば、驚かざるを得ない。
石川遼の活躍といい、今回の松山英樹の例といい、
ゴルフの世界ではプロとアマの差はなくなってしまったのだろうか。

ここ50年のスポーツの世界で、アマが絶対にプロに勝てないと思ってきた世界が、
野球、相撲、そしてゴルフの世界だった。
それが時代の推移と共に、そうした常識が通じなくなっている。

ただ将棋や囲碁のような“頭を使う”業界では依然としてプロとアマには
大きな差があり、簡単には超えられそうにはない。
しかしその“頭を使うべき”世界のひとつである金融の世界では大きな変化が起きている。

21世紀に入ってからのIT技術の進歩で、金融相場関連の世界では、
プロとアマの垣根がなくなってしまっている。
極端に言ってしまえば、プロの集団であるべき金融の世界は、
アマに牛耳られる世界となってしまっている。

ここにきて、日経平均株価など、
世界の株価指数を対象に取引する「株価指数証拠金取引＝株価指数CFD」が注目され、
ジワジワ拡大し始めている。
証拠金を預ければ、レバレッジを利かせて何倍もの金額の取引ができる仕組みで、
外国為替証拠金取引（FX）取引の株価指数版である。

株価指数CFDが注目された理由のひとつに夜間取引がある。
東京金融取引所「くりっく365」の場合、取引時間は午前8時半から翌朝午前6時まで。
ごく普通の会社員が帰宅してから取引できるという魅力は勿論だが、
それ以上に夜間には値動きが大きくなるという傾向も見逃せない。

かくして日本の個人投資家は、世界の為替や株式市場に積極的に乗り込んで、
アナクロな建前を前提とする既存の金融機関、特に地方銀行等の地域金融に対して、
もはや知識の上でも、技術の上でも、完全に凌駕するに至っている。
果たしてどちらがプロなのか、といった状態になりつつある。
笑えない話ではある。


        
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