藤純子の世界
日頃アクセスを戴いている皆様、とりあえずはメリー・クリスマス!!
楽しいクリスマスを過ごされていますか??
それにしてもアッという間に年末になりました。
自分の場合、銀座・伊東屋でカレンダーを買ってくるとその年もほぼ終わり。
日本一の文具デパート・伊東屋はいつも込んでおりますが、年末は特に大渋滞。
必要以上の暖房完備で、防寒具を着用してると、9Fの特設カレンダー・コーナーに
行き着くまでに汗だくになります。まぁこれが年末の恒例行事ではありますが…
ところで、最近のNHKの朝の連ドラ、「てっぱん」をご覧になってますか?
大阪・天王寺界隈と広島・尾道を舞台に、お好み焼きをテーマにしているけど、
根幹のテーマがハッキリしないまま、格段ゴチャゴチャ考える必要のない、
朝向きのサッパリ系のドラマではあります。
主演は1990年生まれ19歳の、瀧本美織という新人タレント。
だが実際の主演は、60年~70代を風靡した緋牡丹・お竜の藤純子、
現在は富司純子の世界のように思えてなりませぬ。
脇役陣は、60~70年代に青春ドラマで活躍した竜雷太、80~90年代のアイドルだった
安田成美、元ボクサーの赤井英和、ナレーションで今や売れっ子の遠藤憲一、
ついでに“煩いだけがが売り”の柳沢慎吾、(多分“おまけ”の)演歌歌手・川中美幸が
いたりして、超ベテラン陣が周りをシッカリ固めてる。
昔アイドル・安田成美は久し振りの登場。母親役がいつの間にかスッカリ板についてる。
そして秀逸なのがテーマ曲の葉加瀬太郎のバイオリン。
これまでの上から目線で「オレのバイオリンを聞かせてやる!これでどうだ!!」
といったスタイルだったバイオリンが、間違いなく下から目線で弾いております。
とにかく響きがあったかい。
オッ、あの誇り高き葉加瀬太郎も心境の変化か、と思わせます。
最初聞いた時からスッカリ気に入り、その話を連発するものだから、
気を効かせてCDをプレゼントされたりしている。
Yさん、そんな慣れないことするから、北陸が大雪になるんだってば…
今年のNHKの朝の連ドラは「ゲゲゲの女房」が話題にはなりました。
しかし主演の松下奈緒も、向井理も、昭和30年代にはあり得ないスマートさで、
少々現実離れしてました。
確かにテーマ曲の、“いきものがかり”が歌唱する「ありがとう」はそれなりによかったが、
葉加瀬太郎のバイオリンにはかなわない、と思うのであります。
大阪・天王寺界隈は商用で何度か行った経験がある。
大阪特有の、あの何とはなしに染みついたドロ臭さは、他にはない独特のもの、と思う。
その特有のドロ臭さと、林芙美子の小説の街・坂の街・瀬戸内海沿いの清廉な街・尾道を
結びつけたところが今回の大きな“ネタ”になってはいる。
だが早稲田松竹という、今はもう取り壊され、キレイさっぱりこの世から消えてしまった
学生街の小さな映画館で、タバコの煙でモウモウの(当時は映画館でもタバコが吸えた)
オール・ナイト上映で見た藤純子に、どうしても目がいってしまう。
あの緋牡丹・お竜も、今や(一見)頑固なおばあちゃん役、ってですか…
そんなNHKの朝の連ドラを、BS2・朝7:45から見て、地上波・朝8:00から連ちゃんで見て、
お昼の12:45から見て、って状態になることもしばしばであります。
何であんなに淡々としたドラマを何回も見たいんだろ、安心するんだろ。
多分、藤純子効果に違いないと確信するものであります。
かくして、異常に暑かった2010年も、雪の時期を迎えております。
元旦の朝に帰郷の予定にしておりますが、年末・年始の大雪予報の連発。
さて、どうなりますことやら…
