地域の活性化って何だろう
全国的にお盆。
日本の一大イベントにつき、今は実家におります。
台風一過、スカーンと晴れた日々が続くと思いきや、突然の豪雨があったりして、
家に居座ざるを得ない日々が続いております。
そして余りに刺激が少ない環境の中、TVは24時間つけっぱなし状態。
その中で、夏の高校野球は唯一の救い。
特に14日の早稲田実業と中京大中京の古豪校同志の対戦を楽しみにしておりました。
結果は21対6という、予想外のスコアで早稲田実業の勝利。
緊迫した接戦を予想していただけに、余りに大味の試合経過に完全に気抜け。
甲子園に響き渡るワセダ伝統の「紺碧の空」や「コンバットマーチ」の連発で、
ワセダ出身の自分としては随分と元気付けられました。
が、最後には中京側が少々気の毒になりました。
元々は六大学野球・神宮球場仕様の、応援曲としては日本を代表する曲。
あれを高校野球でやられたら相手はビビるにきまってる、なんて考えてました。
前置きが長くなりましたが、さて本題。
ここ5年、ひたすら寂れ行くだけの実家周辺の状況に危機を感じ、
これじゃいかんと、有志を募って、再生化運動を起こして参りました。
当初はサッパリ。
ところが、今年に入って、近所の旧家が国指定登録文化財に指定されて以降、
どこから来られるのか、有象無象の意味不明な団体がガンガン押し寄せる状態に。
結果論から言えば、
衰退化を止められれば“何でもいいじゃん”ってことにはなります。
が、全く関係のない人間がワイワイ来られてもなぁ、って状態。
勿論、地元全体に壊滅的な閉塞感あり、きっかけがあればそれを機会に、ってことには
なりますが、関係のない方々が面白半分に来られても、後が知れております。
やるなら最初からキッチリやれよ、ってな怒りにも似た気分。
将来的な展望がないまま、きれいごとのオンパレードでは、
結局はいつもの(暇つぶしの)“飲み会”仕様で終わってしまいまする。
この地方独特の“口は出すけどカネは...”ってな状態は不変。
この5年、マクロ経済をベースに、地域活性化という大きなテーマに向かって試行錯誤を
繰り返してして参りましたが、万策尽きてのギブアップ状態。
母親などは、何でもいいから賑やかになればいい、とは申しております。
が、夏の花火のようにドカンと打ち上げ、パッと消えていくような状態ではなぁ、
といった悲観的な状況ばかりが目に浮かんでまいります。
JR駅前にある、若者に人気(と言われている)焼き鳥屋で旧友との待ち合わせ。
安くて、美味くて、足の便もよいと評判の、その焼き鳥屋は、
アルコールを飲み始めの若者で、満員の盛況。
お盆という時期もあり、予約を入れなければ入れないんだとか…
地元にこんなバリバリの若者がいたのか、と思わせる状況であります。
多少アルコールが入ってテンションも上がり、各自が思いっきりシャウトされております。
オーダーも、デカイ声でシャウトしなければなかなか通らない状況。
この街に、こんな場所もあるんだと、その他の飲み屋との“格差に”愕然。
こうした元気な若者は地方には居つかないんだろうな、という悲観論の一方で、
“置いて行かれた大人たち”が、何かいいことないかと探し回る状態に、
今後の地元の状況を見るような気がしております。
地域の活性化って一体何だろう。
本当に活性化のためには一体どうしたらいいんだろう。
地元の“本当の大人”の方々は、
「いつものこと。そのうちキッチリ収まる。ほっとけ!」と至極冷静に申されます。
市長でもなく、何らその責を負う立場にもない、一介の金融アナリストの自分ではありますが、
今更ながらその難しさを感じております。
