サッカーな日々
最近、午後2時を過ぎると決まって、銀座村のおネェさまからの“猫なで声”の
営業TELが入る。
「どうしてますか?」「元気ですか?」
どうしてるかって?? 仕事してるわぃ。
元気かって?? 別に持病持ってるわけでなし、元気に決まっとるわぃ。
「は~い、お陰さまで元気で~す」。
「ここ3ヶ月、顔を見てないから少々気になって…」
「たまには顔をみせてよ」
全員参加の波状攻撃ってか...“ただ”ならオレの顔ぐらい、いくらでも見せてやるわぃ。
「敷居が高くて、恐れ多くて近寄れないよっ!」
こんな具合の、建前と本音の入り混じった実に下らない会話が淡々と続いていきます。
なぜこんなTELが多くなったかと言えば、ご推察の通り、W杯サッカーが今まさに
盛りだからであります。
厚塗りのおネェさま方の顔を見ながら高い酒を飲むより、戦争をも厭わない、
サッカー国際試合のガチンコ勝負を見ている方がよほど面白い。
外に出なければ、余計なカネも使わないし…
これって万人の常識でありまする。
カメルーンに勝利し、オランダには負けたものの、デンマーク戦に勝利して
決勝トーナメント進出を決めたニッポン。
本田圭佑がとってもよい。
ガムシャラな金髪オオカミみたいな容貌がグッド。
あの不埒なギラギラした目つきがとってもグッド。
大阪生まれなのに、金沢・星稜高校を出ているのもグッド。
デンマーク戦での無回転のフリーキックもグッドだったが、
終盤のダメ押し点を入れた時、岡崎慎司に主役を譲った余裕もまたグッド。
高校時代に対戦した相手校の(恋人のいた)マネージャーを略奪、結婚まで持ち込んだ、
そのガムシャラさもとってもグッド。点取り・フォワードはそうじゃなきゃ。
(自分の大嫌いな)中田英寿系のファッションをし出しているのは少々気になるが、
本田圭佑の登場で、草食系・中村俊輔の時代が終わった、って感じがする。
シュンスケはキレイにやろうとし過ぎる。
いかにもフィジカル面で弱そう、って感じ。それじゃ世界に通じないだろう…
海外では自動車メーカー・ホンダになぞらえて、日本の推進力と言われ始めてる。
(同じ星稜高校出身で)MLBロサンゼルス・エンジェルスの55番・マツイがゴジラなら、
ウルフ・本田ってネーミングはどうだろう。グッドだと思うけど…
そして大会前にはあれだけクソミソに酷評され続けた岡田武史監督の評判が、
手のひら返しになっているのも驚き。これも本田が結果を出したからだけど…
良く言えばサッカー一筋、普通に言えばダサいワセダのサッカーマニアにも、
ようやく陽の目が当たってる。
自分の時代のワセダには、ああいう変わったヘンな輩(やから)がウヨウヨいたっけか。
でもホント良かったね、岡ちゃん。
その他、フジの(スポルト担当)本田朋子アナとの結婚間近と言われている長谷部や、
客室乗務員の5歳上の奥さんと別れたばかりの松井(大輔)や、
良く言えば忍者の如く、普通に言えばネズミの如くしつこく動き回る長友や、
フリーキックの職人・遠藤や、鉄壁の守備を誇る中澤+闘莉王のコンビや、
(世間の評判は別にして)自分では今回の日本チームで一番のイケメンと思う
“守護神”川島もいたりして…
前回06年のドイツ大会で、一人舞台を演じ、勝手にガッカリし、
サッサと引退していった中田みたいな“(似非=えせ)ヒーロー”もおらず、
今の日本チームには“何かやる”って雰囲気ムンムン。
ところで今回の大会では、アルゼンチンのメッシーやポルトガルのロナウド等が
騒がれているが、今回の大会の最大のヒーローは、何といっても”ブブゼラ”、だと思う。
あんな“蚊の羽音”に似た音を出す民族楽器は初めて知ったが、とにかくうるさい。
と言いつつ、慣れてしまえば、それはそれで雰囲気が出てる。
ついでに言えば、ヴェルディ川崎の元監督で現解説者の松木安太郎は
“解説界のブブゼラ”と呼ばれているそうな。
解説者と言いながら、途中から完全にサポーターに変身、「解説でない解説をし出す」。
しかし自分としては、彼の”直情型の解説”がとても気に入っている。
ア~だ、ウ~だと確かにうるさいし、あいつ何言ってんだ、と思う時もしょっちゅうだが、
サッカーのガチンコ勝負を見てる!!って感じがするじゃないですか。
そんな気分になるの、自分だけなのかな??
来週は決勝トーナメント。
事前のテストマッチで連敗しながら、「W杯ではベスト・フォーを目標にする」といって
周囲を完全にシラさせてたけど、もしかしたら、もしかする?
かくして、少々エキサイトで、そして疲れまくる“サッカーな日々”が続いていくのであります。
ガンバレ!!ニッポン!!
