デッセンバー・ウインド(1)
今週からはもう12月。
巷間では寒くなったとは言ってはいるが、12月というのに、
時として半ズボンとTシャツ1枚でこと済む時がある。
10年前に比較すると、1~2ヶ月は温度の違いがあるようだ。
地球温暖化は、国際都市東京を亜熱帯化へと誘っている。
いずれにしても、1年はアッという間。
1年は52週。毎週末にはウィクリーレポートを書いているから、
50回書くと1年が終わるという計算。
金融市場もほぼ終了態勢。
街中にクリスマス・ツリーが飾られ、クリスマスソングが流れる頃に
なると、金融市場は動きが鈍くなる。
儲かった人も、そうでない人も、12月の声を聞き始める頃になると、
徐々に手仕舞いに入る。
そして、NYのロックフェラーセンターのでかいクリスマスツリーに点灯
される12月の10日前後からは、全くの”凪(なぎ)状態”に入って行く。
このような流れの中に身を置いて30年超。
武田鉄矢じゃないけど、この時期には「思えば遠くに来たもんだ」と、
しみじみ思う。
先週、高校時代のミニ同窓会。
同級生の個展が銀座で開催され、その流れで飲み会となるという、
世の中によくあるパターン。
20人ばかり集まったが、30年振りというメンバーもいて、一見和気藹々。
いやァ、皆それなりに歳取った、というのが実感。
往年の美少年、美少女も、刻々とそして残酷なまでに過ぎ行く年月には
勝てないといった風情。
当たり前と言えば当たり前なのだが、よ~く見なければ、道ですれ違って
もまず分からないという状態。
大きな組織を離れて15年。
よく言えば自由人、普通に言えばプータローの世界に生きる自分は浮きまくり。
考え方も、そして生き方も真っ向逆の人間が、フツーの世界に素直に入って
いけるわけがない。
何気にノスタルジックな気分になり、無理矢理入っていこうとするからこの
ような目に遭うのであります(笑)。
12月の声を聞き、またぞろ忘年会の予定を組み始めている。
今年の12月は果たして何回酒を飲むのであろうか?
連チャンの深酒に耐えるだけの体力は残っているか?
デッセンバー・ウンイド。
また年末なのであります。
